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タモリ「子役の『お疲れ様でした』禁止しろ」←賛否両論の声。果たして正解はどっち!? [その他]

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さて、7月26日に放送された、『ヨルタモリ(フジテレビ)』で、タモリさんが発した言葉について議論が起きています。

その言葉が、「撮影現場などで子役がやたらと『お疲れさまです』と挨拶するようになっている」

「子役が相手を選ばず『お疲れさまです』を使うのはおかしい。『お疲れさま』という単語は本来、目上の者が目下の者にかける言葉だ」

というものです。

更に、
「民放連は各メディアに『子役には“お疲れさまです”という挨拶をさせない』という申し入れをすべき」
と、子役の「お疲れ様でした」禁止論を醸し出しました。


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しかし、辞書などを確認すると、

【ご苦労様】は目下の者に言う言葉。
【お疲れ様】は目上・同僚に言う言葉。

と定義付けられています。

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ですが、文化庁が行った「国語に関する世論調査」アンケートの結果では、目下の人に「ご苦労様でした」という人が36%
「お疲れ様でした」という人が53%いたりなど、
一概にタモリさんの持論が間違っているとはいえない状況に。

更に、タモリさんの持論に賛成する人も多いようで、

「後輩に『お疲れ様でした』と言われるとカチンと来る」
「なんだか目上に立っているようで嫌」

と思っている人も多いそうです。

このような複雑な結果により、「タモリの持論は正しいのか」という争議が起きているのが現状です。



しかし。

実は、タモリさんが提唱した「子役の『お疲れ様でした』禁止」を実際に導入している会社が存在するということを、ご存知でしたか?

とある広告代理店では、社長が突如、「お疲れ様禁止令」を出した、ということもあるそうで、

その会社に務めていた若者たちは、
「マナー教室では『お疲れ様』と習ったのに...」
「これから何て言えばいいのかわからない」
と戸惑いを隠せない様子。

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ちなみに、その広告代理店の若者の方々は、先輩への挨拶として「さようなら」「こんにちは」などといった、日常会話のような挨拶を使っているとのこと。


この問題はジェネレーションギャップによって生じたものだ、と日本語教育研究者で山形大学地域教育文化学部准教授の園田博文さんは言います。

また、園田さんによると、『お疲れ様』も『ご苦労様』も、本来は人を労う言葉なのだから、目下から目上の人に言うのは失礼にあたる、とのことです。


世代によって辞書も常識も変化し、このような争議が発生したのでしょう...。

果たして、この問題に正解は存在するのでしょうか...。



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